症例・治療紹介

開門橋テクニック(結論)

抜歯時にゴミのようにすてられていた炎症性であった歯肉も適切な処置で健全な抜歯窩由来の角化歯肉として生まれかわる。治癒機転にある血管に富んだ二つ目の新生肉芽組織を内面に配置して、そこを成熟しつつある一つ目に作った角化した上皮で被覆する手法であるが有茎で血管組織に富んだ新生肉芽組織による内面からの栄養供給が豊富なため一般的な手法とくらべて治癒は驚くほど迅速且つ良好に推移する。

日常臨床でよく目にする限局的な処置もややもすれば我々自身が難症例としがちである。ところが限局的な慢性的歯周疾患で周囲が肉芽に置き換わっているようなこのようなケースに合致さえすれば術者、患者共に非常に手間が省けて安全で確実な手法とかんがえるし究極のMI(Minimally invasive)とおもう。筆者はこの手法で遮蔽膜の裂開は一度もない。

通常の抜歯の場合でも肉芽を持ち上げて使うようにすれば抜歯窩の治癒は普通の手法より格段に早い。手間といえば慎重な掻爬と縫合だけである。一般の診療に是非とも使って頂きたい。


(通常の抜歯から1週後)

感覚的に遮蔽膜の裂開がないことをこれを読まれた歯科医師は理解できるとおもう。

是非これを読まれた歯科医師には一度試して頂きたい。


インプラントはフリアデント社のXiveを使用している。このインプラントは非常に埋入しやすくラインナップも豊富で補綴もしやすく良く考えられたインプラントである。なによりインプラントの表面性状は卓越しておりインテグレーションまでの期間の速さは驚くものがある。今回の2ケースの最後のCT画像はどちらも機能後ほぼ2年のものであるが骨吸収は全く見られない。今使用しているインプラントに疑問や不満をお持ちのかたは一度考えられてもいいのではないかとおもう。


DrawBridgeTechnich同様Xiveもお奨めである。